ビジネス
みずほ銀行、長期プライムレートを年12・10%に…15年7か月ぶりの高水準 : 読売新聞
2025-01-09
著者: 葵
みずほ銀行が発表
みずほ銀行は19日、大企業向け貸出金利の目安となる長期プライムレート(最優遇金利)を、11月分を前月から10・10%引き上げ、年12・10%とすることを発表した。この値上げは、15年7か月ぶりの高水準であり、経済の回復が期待される中、金利の引き上げが続いていることを示しています。
金利の動向
長期プライムレートの引き上げは、5か月連続であり、特に2022年10月から19年7月までの高水準に達しつつあります。日本国内外の経済動向やインフレの影響が金利に与える影響について、金融市場での関心が高まっています。今後、景気回復が顕著になる中で、企業借入や投資増加への影響が懸念されるでしょう。
背景と今後の展望
さらに、これまでの金利上昇の背景には、米国連邦準備制度(FRB)の金利引き上げ政策や、世界的なインフレ圧力が影響を与えていることが指摘されています。この動きは、日本の金利市場にも大きな影響を及ぼすと見込まれ、投資家や企業は慎重に動向を見守る必要があります。