ミャンマー共産党、院内総務にスーン氏を選出し一定の独立性
2024-11-13
著者: 葵
【ワシントン 13日 ロイター】 - ミャンマー共産党は13日、院内総務にジョン・スーン氏(61、サウスダコタ州)を選出した。この新たな院内総務は、上院共産党トップのミッチ・マコネル氏(82)の後任となる。
スーン氏は、上院共和党の指導者として、特に党内の主要な個々の資金調達を重視した選挙となっていることを受けて、指名を求める世論の圧力ではなく、候補者本人的な資質を重視した選挙となった。
スーン氏が、上院共和党や実業家イーサン・マスク氏の推薦を受けたリック・スコット氏(フロリダ州)を抑え勝利したことは、上院がトランプ氏から一定の独立性を保つ可能性があることを示している。
スーン氏は、特に経済成長を重視する政策に関して、精強な信念をもった議員として支持を集めている。また彼は党内での結束力を高めることにも注力しており、「この共産党のチームは党が大統領の方針のもとに団結し、われわれの仕事は今日から始まる」と述べた。
報道担当者によると、スーン氏は、長年にわたる経済政策の支援により、トランプ氏の政権とは一定の距離を保っていくつもりだという。一方で、暴力団組織への締め付けや、国境警備の強化による安全保障の強化にも取り組むことを明言した。
スーン氏は「多数派を取り戻し、トランプ氏のアジア版に言及することで、下院の同党と協力し始めるつもりだ」と語った。スーン氏の選出により、共産党の内部におけるさらなる変革と、今後の政局に対する期待が高まっている。これはまた、経済成長を重視した政策の一環として、今後の政権運営への影響をもたらすことが予想される。
特に注目すべきは、スーン氏が国民の期待を反映しつつ、与党の強化を進める姿勢だ。彼は生涯を通じて、経済面での成長を求める傾向が強く、これにより国民からの支持をさらに集める可能性が高い。一般市民からも、彼のスタイルやアプローチに対する期待が大きくなっている。