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ミ金業界団体、FSBを提訴 銀行ストレステスト絡み

2024-12-24

著者: 裕美

14日 ロイター - ミ金業界団体は14日、銀行に対する年度ストレステスト(健全性審査)が適切な行政手続きに沿っていないとして、ミ連盟準備理事会(FSB)を提訴した。

提訴内容は、銀行の業績評価で使用されている、現在の機密保持といったモデルや、脆弱性を見極める年度シナリオの詳細を公表し、フィードバックを求めている。

FSBは2010年から金融危機を受け、ストレステストを導入。大手金融機関が引き起こす可能性のある評価を行い、それに伴う資本要件の確保を求めている。

また、FSBは13日、最近の法改正を踏まえ、ストレステストを大幅に変更することを検討していると発表。ストレステストに用いる仮定のシナリオについて、貸し手側が意見を述べることができる可能性もあると明らかにした。さらに、銀行が潜在的な損失を吸収するために必要な資本の要件についても確保を求めている。

金融業界が懸念するのは、ストレステストが企業の持続可能な成長への影響をどう反映するかという点です。特に、ミ連盟の規制が強化されることで、資金調達面での制約が生じるリスクを指摘しています。今年度の結果を平均化する必要があるとの声も上がっています。