テクノロジー

三菱UFJ銀行が「プロプスカイト型太陽電池」の設置を開始!新たなエネルギー時代の幕開け

2024-12-23

著者: 結衣

その設置が始まったのは、23日であり、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の本店から約500メートル下に位置する三菱UFJ銀行の次世代太陽電池「プロプスカイト型」に向けた実証実験。大井支店(東京・品川区)とMUFGの研究所に設置が行われ、発電量や耐久性を確認する。2025年春の販売開始に向けて、大規模な設置場所で実績を増やす予定だ。

大井支店では5平方メートルのガラス壁の内部に貼り付け、屋外向け掲示板の電力として使用する。研究所では、屋上に乗せて、食堂利用者への電源供給を行う。実証期間は4年間で、最適な設置方法を検証し、発電量や耐久性を確認する。

このプロプスカイト型太陽電池は、従来型のシリコン系の約10分の1の薄さで、その特性から軽量で設置が容易である。これにより、設置が難しかった壁面や屋内などにも配置可能。さらに、設置コストを抑えることで、すでに一般住宅への導入も見込まれている。

エネルギー業界では、三菱UFJ銀行が開発した新型太陽電池の導入によって、家庭向けのエネルギー自給自足の需要が高まることが期待され、全国的に新しいエネルギー普及の波が広がる可能性があると注目されている。特に、2050年までのカーボンニュートラル目標の達成には、再生可能エネルギーの活用が欠かせない。

さらに、同社の担当者は、「店舗でのエネルギー消費を見直すことで、多くの人に知ってもらいたい」とアピールしている。三菱UFJ銀行のこの取り組みが、他の金融機関や企業にも広がることで、さらなるイノベーションが進むことが期待されている。今後の動向に注目です。