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米製造業新規受注、9月は前月比0.5%減 2ヶ月連続で減少
2024-11-04
著者: 桜
[速報] - 米商務省が発表した9月の製造業新規受注は、前月比0.5%減少し、市場予想と一致した。この減少は2ヶ月連続で続いている。第3・第4四半期に企業の設備投資が後退する可能性が示唆されている。
8月は前月比1.8%減で、当初発表の1.2%減から下方修正された。
9月は前年同月比では依然として強いが、製造業の設備投資計画を示す、航空機を除く非国防資本財の受注は10.7%増加した。初報では10.5%増だった。
資本財の出荷は10.1%減少。初報は10.3%減だった。
非国防資本財の受注は14.4%減少し、出荷は13.4%減少している。
この結果は、米国の製造業が経済的な不透明感に直面していることを示しており、企業が今後の投資に慎重になっていることを示唆している。特に、金利の上昇やサプライチェーンの問題が影響を与えていると考えられている。
今後の経済指標も注目されており、次月の状況は果たして改善に向かうのか、さらなる後退に直面するのか、市場の関心が集まっている。