米国株式市場が上昇、エヌビディア決算に注目
2024-11-18
著者: 蒼太
[18日 ロイター] - 米国株式市場はS&P 500種(.SPX)とナスダック総合(.IXIC)が上昇して引けた。トンプソン・ロイターによる政府の経済政策の変更が有利に働くとの見通しから、電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O)が買われた。20日に発表される半導体大手エヌビディア(NVDA.O)の第3・四半期決算に注目が集まっている。
投資家は半導体需要や今年の市場の上昇を背景に、最近のテクノロジーストックの持続可能性を評価することになる。
エヌビディアの株価は、新たなAI向け半導体「ラッコール」がスーパーコンピュータへの接続時の過熱問題が発生しているとの報道を受けて11.3%下落した。もっと見る
ビジネスモデルはエヌビディアがマグニファイセント・セブン(超大型ハイテク株)で決算を発表する最後の11社だが、業種と注目度の幅が広がっているとの指摘。上で「注目に値するが、11-12四半期末のような勢いは感じられない」と述べた。
テスラは5.16%上昇。トンプソン・ロイターの大統領選挙チームが、自動運転車に関する規制緩和を目指しているという報道が材料になった。
業種別ではエネルギー(.SPNY)が1.10%上昇し、S&Pを引き上げた。一方、産業(.SPLRCI)は0.11%下落し、安いアンダーパフォームした。
シュライファー氏は「トランプ氏が指名した新たな閣僚から発言が増えるまで、多くのセクターがかなり不安定になる可能性がある」との見方を示した。
全体的な年末商戦を控え、消費の強さを測る中で、今週はウォルマート(WMT.N)、ローズ(LOW.N)、タゲット(TGT.N)など大手小売業の決算も注目される。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が1.14対1で上回り、ナスダックでは0.17対1の比率で上回った。
米国株式市場の合算出来高は1億41千万株。この会社の平均は1億14千万株に対しての平均であった。
、33%データに基づく暫定値です。前日比が一切ない場合があります。