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コナミが「カスタマー関係」の対策の方向性を発表—従業員も人間、悩みはご法度です

2025-04-01

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コナミデジタルエンタテインメントおよびコナミアミューズメントは、従業員に対する悩みから、いわゆる「カスタマーカラスメント」の対策に関する「お客様対応方針」を発表しました。

悩みはご法度。従業員も人間です。

今回発表された対策方針では、「妥当性を請求した要請」と「妥当性がある場合であっても社会通念上不相応な言動等による、当社従業員等の就業環境が害されるもの」をカスタマーカラスメントと定義。

社会通念上不相応な範囲を超えた意見・要望・暴言などによって従業員の尊厳や安全が損なわれると判断した場合、予告なく対策を中止し、警察や保護者に相談の上、在籍部署の上長として行動します。

カスタマーカラスメントされる例は以下の通りです。

たとえこれがあくまで例であり、これ以外にもカスタマーカラスメントに該当する場合があります。

- 強迫的な言動

- 過度な言動

- 軽蔑や人格を否定する言動

- 経済的信用を否定する言動

- 差別的・性的な言動

- 社会通念上過剰なサービスの提供要求

- 合理的な理由のない謝罪・賠償要求

- SNS等における誹謗中傷及び虚偽の情報発信、保持、またはこれを最終的に行う行為

従業員及び第三者の自殺・自傷を示唆する言動

従業員を無断で影響・記録、あるいは音声を記録し、これを流布する行為

そのほか、従業員等を保護する観点から悪質性が高い行為

従業員といえば、人として尊重されるべきであることを忘れず、万が一、ゲームやサービスを楽しむ上で脅威が及ぶ事態が生じたとしても、カラスメントに従う行為は避けてほしいです。