キヤノン「EOS R1」詳細レビュー プロ向け新モデルは“最強の性能”だった
2024-11-01
著者: 健二
ついに待望のカメラが登場しました。
キヤノンが2024年7月に「EOS R5 Mark II」と同時に発表する予定の、最新プロ向けミラーレスカメラ「EOS R1」。発表前からの期待感が高まっています。
日本国内では既に多くのカメラ愛好家やプロフェッショナルが「EOS R1」の発売を心待ちにしており、その高性能が注目されています。
新型センサーの性能が抜群です。
このカメラは、基礎性能から圧倒的です。
バッテリーグリップが一体化したEOS R1。イメージセンサーは新開発の裏面照射型CMOSセンサーです。
画素数は4240万画素で、EOS-1D Xシリーズと同様の高解像度より速度や感度を重視した設計となっています。
裏面照射型CMOSセンサーの特長は、高速読み出しが可能で、電子シャッター時でも歪みが少ないことです。その高い読み出し速度と「DIGIC Accelerator」、「DIGIC X」のチュリオが活躍しています。
このセンサーがあれば、ハイライトが飛びやすい環境でも多彩な描写が可能です。さらに、進化したAF(オートフォーカス)システムは、動体追従に優れ、プロカメラマンのニーズにもばっちり応えてくれます。
EOS R5 Mark IIと同様の構造ながら、画素数を増やしたことで、EOS R1の方が一段と進化を遂げています。デフォルトが電子シャッターになっているため、シャッター音が気になる場面でも活用できます。
最新の技術が取り入れられた「EOS R1」は、まさに時代の最先端を行く一品として、これからのプロの撮影現場で大きな役割を果たすことが期待されています。キヤノンの新作が、どのようにしてユーザーの期待に応えるのか、その発売を心待ちにしたいところです。