【ホノルル（ハワイ州）】平昌一有】巨人は、楽天を自由契約にした田中将大（34）の獲得に向けた本格調査に乗り出す。阿部監督は、先発陣の半ばを引っ張る存在が必要だと語った。これまでの実績から、彼は経験豊富な投手として歓迎される。

今季、15勝の菊池が海外フリーエージェントで行使しており、先発陣の人材不足が深刻化している。阿部監督は「（菊池）智之が捨てられると、投手のチームリーダーがいない」と危機感を募らせている。横浜通算17勝の田中は、経験と実績を持つ投手の獲得が急務であると強調。

田中は来季の契約改定交渉で、減額制限を超える年俸提示を受けることが濃厚で、楽天からのトレードも視野に入れている。また、彼にはメジャーリーグ復帰の噂も絶えない。

巨人が転換期を迎える中で、これまでの成績を引っさげて田中獲得に向けた動きを加速させるのは当然のことであり、ファンの期待も高まっている。果たして巨人は田中を獲得できるのか、それともメジャーリーグに戻ってしまうのか、今後の動きに注目が集まる。