スポーツ
【巨人】亀井善明のバットが空を切る「もはや悔しい」巨人の3分後、最後の打者に
2024-09-28
著者: 陽斗
巨人亀井善明(25)は、バットを空振りさせてしまった。宿敵巨人が優勝を決めた2分後、5点を追う9回2死の場面。ヤクルト5番手、木澤の代わりに登板したスプリットに空振りだった。意地を見せたが、最後の打者となり、天を仰いだ。
「それはもはや悔しいです」
1-4の4回には先頭でヤクルトの139キロ直球を捉え、中堅ファウルへの三振を放った。場面. わずかに短いが、良い機会を演出。7番松野の遊ゴロの間に2点目のホームを動かした。
「最後まで何が起こるかわからないので。気持ちだけは切らさずに」
逆転Vの夢は破れた。しかし、戦いは続く。「決まったからにはしっかり切り替えて。あとは3試合やりあいたい。最後まで援護してもらえたらと思います。」
シーズン残り3試合はすべてDeNA戦で、CS前哨戦の意味も持つ。背番8は前日27日から8打席5安打、1本塁打と波に乗る。タテジマの主砲は、次なるステージを見据えた。【村松万里子】
亀井をあきらめるのはまだ早い。今季は選手会長としても奮闘している。監督から喝を入れられる場面も多く、チームとしての一丸を強めるための努力を続けている。今年の目標は、チームの強化を進めると同時に、自身も復活を遂げていくことだ。明日からの試合でも、彼の活躍に期待が寄せられる。