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「技術の差が浮き彫りに」プール内での敗退を受け韓国メディアが指摘した「課題」とは…

2024-11-18

著者: 結衣

野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」でオープニングラウンド敗退が決まった韓国代表について、母国メディアが「課題」を指摘した。

韓国メディア「スポーツ朝鮮」は18日、「世代交代の完成まではいけない。韓国野球の必然解決課題は」と題し、今大会で見えた韓国代表の課題を分析する記事を掲載した。

韓国は今大会、初戦の台湾戦に3-6で敗戦。キューバには8-4で勝利したものの、日本には3-6で敗れた。ドミニカ共和国には6点差をつけられ、17日終了時点で2勝2敗となり、これにより第一回大会優勝、第二回大会準優勝の韓国はオープニングラウンドで敗退することとなった。

特に、敗北が続く中でも韓国の強さをアピールした日本—オーストラリアの勝利が3勝2敗であったため、台中で行われた試合は直接対決でも逆転の勝利を収められなかった。

韓国は今回大会、先発投手の重要性を実感したとし、失敗を繰り返さないよう、国内リーグや代表選手の投手育成に注力すべきだと指摘。また、多くの選手が新たに選出されたこともあり、経験の面でも不十分であった。

また、韓国は「力強さを削ぐこと」とし、「総合力に欠けていた」と分析。大会を通じて見られた技術の差も感じさせる結果となった。

今大会は、2024年に行われる予定のパリオリンピックの出場権獲得に向けた重要な舞台ともなっており、韓国野球界はこの敗退を教訓に、次回に向けた改善と戦略を求めている。今後の韓国野球がどのように進化していくのか、目が離せない。