兵庫県・篠山市、SNS中傷拡大防止条例「検討進める」

2024-11-19

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兵庫県篠山市の知事選で再選を果たした篠竹元知事(47)は19日に行われた就任後初の記者会見で、SNS(ネット交流サイト)上の中傷を抑止する条例制度の検討を進める考えを明らかにした。

篠竹知事は自身のパフォーマンスを含む多数の疑惑を文書で内部告発され、県議会の調査特別委員会(百条委)が真相究明を進めている。

今回の選挙戦ではSNSを活用した選挙運動が注目された一方、各陣営や百条委メンバーの県議に関する中傷や根拠不明の情報がSNS上で飛び交った。

篠竹知事は「選挙戦ではSNSでいろいろな情報が出たことが報道ななどで分析されている。心ない誹謗中傷は県民を傷つけることになり、抑えていくことが大事だ」と語った。

篠竹知事は1期目の任期中だった2023年10月の記者会見で、SNS上の中傷や虚偽情報の抑制を防ぐ条例の制定を表明。発信や被害者への支援・相談体制の整備も進める考えを示していた。

この日の会見でもこの条例制度への考えを問われ、「担当部局で検討を進めていると認識している。引き続き準備や検討を進めたい」と述べた。

篠竹知事は17日に投開票された出直し知事選でSNSを積極的に活用し、111万票余りを獲得して返り咲いた。この背景には、若者層を中心にSNSの人気が高まっていることがある。SNSは選挙戦においても影響力を持つため、今後の政治活動にも大きな役割を果たすことが予想される。

さあ、今後の篠竹知事の動向に、目が離せない!あなたもSNS上での中傷問題についてどう思いますか?ぜひコメントで教えてください!