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インターンシップ人気が6年連続首位!就活生調査 - 日本経済新聞

2024-09-27

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口コミ就職情報サイトのリクルート(東京・新宿)は27日、現在の大学3年生を対象にしたインターンシップの人気が6年連続で首位になったと発表した。参加者自身がキャリアデザインについて考えることができるプログラムなどが評価された。

調査は4~8月にインターンシップを実施した。2026年卒業予定の大学生・大学院生に、対象の349社からインターンシップに参加したい企業を5~7社選択してもらいポイント化して集計した。有効回答人数は1172人。

大学生の就職活動の開始は昨年から実施され、前年にある3年生の夏休み中のインターンシップへの参加が増えている。ランキングは就活初期段階の人気を反映した。

2位以下は、味の素、NTTデータグループ、資生堂、ヤマハが続いた。昨年の順位は90位だった。自動車産業は71位(前年113位)、マツダは55位(前年92位)にランクインした。デジタルトランスフォーメーション(DX)の拡がりからIT(情報技術)関連企業も人材を集めた。

調査では、インターンシッププログラムで何を重視するかについても聞いた。「採用に直結している」という意見が23.1%を占め、22年卒の学生に比べ7.3ポイント上昇し、「社内の雰囲気が分かる」「職業体験ができる」などに比べ平均が大きかった。

就活のルールを踏襲しては23年、企業がインターンに得た学生の情報を採用選考で活用できるように改善された。学生優位の「売り手市場」を背景に、企業はインターンを通じて人材確保を急いでいる。こうしたことを受け、インターンを選考の一部と考える学生が増えている。