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フォードのコンセプトカー「012C」がめっちゃ可愛い! 東京都に現れたコンセプトモデルを再考察

2024-12-29

著者: 裕美

このニュースをまとめると

●フォードは1999年の東京都に「012C」というコンセプトカーを発表
●プロダクトデザインのマーク・ニュソン氏がデザイン
●当時は評判が多かったデザインだが、最近は近未来的だと高評価を受けている
1999年のコンセプトカーが可愛い!

今から25年前、1999年の東京都で公開され、プロダクトコンセプト賞を受賞したフォードの012Cというコンセプトカーを覚えているだろうか。

今ではマニアの間で話題にのぼるこのコンセプトカーは、1987年に東京に移住した家具メーカーの「IDDE」に命名され、その後カンタス航空のクリエイティブディレクターとしても活動していたマーク・ニュソン氏がデザインしたものだ。彼のデザインは、魅力的なラインと柔らかなフォルムで、多くのファンを持つ。

近年の自動車デザインでは、どのメーカーもクリーンで流れるようなラインが求められているが、012Cはその先を行っていた。LEDライトをはじめとした他の車両と比較しても、時代を先取りした特異なスタイルが際立つ。

さらに興味深いのは、012Cは単なる自動車ではなく、アートとしても評価されている点だ。世界的なデザインの場で紹介されることも多く、その芸術的側面でも注目を集めている。

そのデザインの影響を受けた現代の車両には、013Aや014Bといった後継モデルも存在し、彼のスタイルを引き継ぎつつ最新技術が融合している。

実はこの012C、今後の自動車デザインにも強く影響を与える予感がする。新しい材料や技術が加わり、未来的なデザインがさらに進化しているからだ。

これからも、フォードのデザイン哲学がどのように進化し続けるのか、目が離せない。次回のトレンド予測として、この012Cがどのように再評価されるのか、楽しみである。