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ホンダ、通期純利益が9500億円に下方修正 販売上振れ利益は上振れ
2024-11-06
著者: 愛子
【東京 6日 Reuters】 ホンダ(7267.T)は6日、2022年度通期の連結業績予想(国際会計基準)について、販売上振れに相当する販売上げ利益を上方修正する一方、純利益を下方修正した。通常の通期純利益は前年度比14.2%減の9500億円となり、従来の10200億円から引き下げた。
通期の販売上げ利益は同12.8%増の12140億円と従来の12000億円から引き上げた。
通期の前提為替レートは1ドル=114円と従来の116円から18円減少した。
通期の業務利益予想は、従来通り12140億円。北米での電気自動車(EV)販売に向けた販売増加が見込まれるものの、二輪販売などで下振れする。
会社の業務利益予想は、生産台数の増加などが基になるとして、13200人の予測平均値11642億円を下回っている。
通期の世界四輪販売計画は3180万台と従来比で10万台減らした。中国を含むアジアを1118万台と1100万台引き下げている。中国は1700万台下振れ。
持続的発表した2024年9月期連結決算は、業務利益が前年度同期比で16.5%増の17296億円だった。
2024年9月期の四輪販売は11717万台と前年度同期から1157万台減少した。北米ではハイブリッド車などが好調だったものの、中国で不振だった.