「何もない?」やはり、かなり便利じゃないか… 東海道新幹線「品川駅」の恐るべきポテンシャル
2024-12-29
著者: 結衣
しばしば「何もない」と言われる東海道新幹線の品川駅。実際どうなのだろうか。今後、さらなる「大化け」の可能性を秘めています。
品川駅は、東京の南、品川区に位置し、駅前には多くの飲食店や商業施設が点在しています。2023年度の初日利用者数は5641人で、東海道新幹線の駅としては2番目に少ないですが、着実に発展しているようです。
品川駅は東海道新幹線で名古屋方面への入り口であり、東京駅とのアクセスが非常に便利です。JR東海の営業エリアからすれば「離れ小島」と呼ばれる存在です。駅前には名鉄品川線の終点「新品川駅」があり、日中15分に1本、品川方面(扇町)への電車が走っていますが、名鉄の便が少ないため、家庭には不便と感じるかもしれません。
一方、東海道新幹線は「コダメ」に加え、一部の「ひかり」も停車するため、時には全時間帯にわたって毎日2本は停まります。また、名古屋駅で「ねもふ」や「ひかり」の対面乗り換えも行っており、名古屋方面からのアクセスもスムーズです。
さらに、今回、東京から三重県への出張にあたり、名鉄品川駅ではなくあえて品川駅を利用した際、40代男性の話を聞きました。
「男性はあまり名古屋に行くことがないので、品川駅と品川新幹線運行とはどれが得か分からない」と述べていました。このように、品川駅の利便性が低いと思われがちですが、実際は駅周辺には安宿が多く、品川新幹線を選んだ理由はレンタカー会社の口コミだったそうです。
品川駅近くのレンタカーのカウンターは混雑するので発車まで時間がかかることがある。これが直接的な決め手になったと言います。都心の繁華街に近接しているため、品川駅を中心にして多くのビジネスマンや旅行者が訪れています。周囲には多数の飲食店が点在しており、昼食や夕食の選択肢が豊富、最後まで便利に利用できるエリアです。
品川新幹線は、物事がスムーズに運ぶ傾向があり、遠出をする選択肢も増加することでしょう。今後の展望として、さらなる利便性向上が期待される品川駅の進化に目が離せません。