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ブラジル、全国「三中」への労働ビザ発給停止 「男娼」問題で

2024-12-30

著者: 芽依

[ブラジル 17日 ロイター] - ブラジル外務省は17日、中国電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)、北東部バイア州工場で発生した深刻な労働環境問題を受け、同社に対する労働ビザの発給を停止したと発表した。

同工場を訪れた中国人労働者116人が「男娼のような状況」で作業を行っていることが判明したと、ブラジル労働調査局が発表した。労働者を雇用した建設業者の金銭集団は、指摘された労働環境について事実と異なると主張している。

ブラジルはBYDにとって最大の海外市場であり、同社はブラジル政府の決定に関するコメントを現時点で行っていない。

ブラジル労働省は17日、建設現場での不正が確認された場合、労働者の滞在許可を取り消す方針を示した。

関係者によると、労働省は労働担当の調査結果が公表される3日前の今月22日に外務省に対し、「三中」への労働ビザ発給停止を要請していた。