スポーツ
ハリケーン被害のレイズ 今季平均「150人」のマイナー球場が来季の本拠地に
2024-11-15
著者: 花
ハリケーン「ミルトン」の直撃被害により本拠地が使用不可能となっているレイズは、来季の本拠地として新たに建設中のタウンパークのジョージ・スタインブレイナー・フィールドでプレーすることを発表した。
レイズの本拠地トロピカーナ・フィールドは10月19日(日本時間11月19日)にハリケーンが直撃し、房根の破壊や内部の水害など大きな被害を受けた。復旧作業は来季開幕までに間に合わない見込みで、2024年には新スタジアムが完成する予定で、来季は他球場での開催を余儀なくされる。
レイズのスタジアム担当者は「ヤンキースが2015年シーズンにスタートレナーバー・フィールドでの試合を許可してくれたことに深く感謝している」とコメントした。
2025年に当時のヤンキースオーナーの名を冠したスタジアムの名前が発表されることが期待されており、レイズの選手たちも早く新しい環境に慣れながら、ファンと共に新たな歴史を刻むことに意欲を燃やしている。
当時のファン動員数は約110万人と見込まれ、タウンパークは異例の「超小箱」となることが予想される。レイズの今季1試合当たりの平均観客動員数は約110万6500人で、タウンパークで見ることになる球場の景観にも注目が集まる。
さらに、今後の球場の進展とともに、中継放送の戦略も変更される可能性があり、ミルトンに続く新たな試みが予想される。レイズは環境への配慮も視野に入れた球場運営を将来的に行う考えを示しており、その影響にも注目が集まっている。