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韓国人が大型連休を嫌う理由…金銭問題が絡む (2024年9月21日掲載)
2024-09-20
著者: 芽依
韓国のお盆「秋夕(チュソク)」。先祖の霊を供養するこの行事は、韓国では2大名節の一つとして重要視されています。注目すべきは、女性社会人が殺到!韓国の大型連休を利用した「秋夕整形」とはいったい何なのか、長期連休での帰省が当たり前とされる現状は負担が大きいという実情があります。
特に、今年の秋夕連休は9月17日が秋夕当日であり、土日を含め14日から18日まで5連休となる見込みです。しかし、負担が大きいと考える人も多く、特に経済的な問題が影響しています。
多くの家庭が親戚との親しい交流を持たず、経済的なストレスを理由に帰省をためらう傾向が強まっています。このような状況下で、SKコミュニケーションズの調査によると、26%の成人男女が帰省しない意向を示しています。特に、都市部に住む若年層にその傾向が顕著であり、金銭的な問題が重くのしかかっています。
限られた時間の中で、金銭面や交通手段の問題を解決できず、多くの人々がこの連休を楽しむことができていないのが現状です。更に、少子化や家庭の形の変化も影響を与えています。今後、秋夕の過ごし方に変化が訪れると考えられ、新しい文化が形成される可能性も秘めています。韓国の現代社会において、金銭的な問題がどのように生活に影響を与えるのか、その動向から目が離せません。