韓国:韓国大統領と人民主義的な右派ユーチューバー、「シンクロ」は偶然か
2024-12-17
著者: 裕美
10月16日、韓国の尹錫悦大統領が「非常に圧迫」の宣言を正式化する理由として、選挙へのハッキングと「反国家」的な北朝鮮シンパの存在を挙げた際、右派のユーチューバー、コン・ソンギュ氏に過去の言葉を何度も繰り返していた。
コン氏は、ロイターの数字を持つユーチューブでのフォロワー万を抱えるユーチューバーで、同じ主張を何度も繰り返していた。
コン氏は「大統領がユーチューバーの声に良く耳を傾ければ、国民が本当に何を考えているのか、立憲民主党の支持者の国民感情がどうなっているのかを理解できるのか。これが私の期待するところ」と語った。
15日に圧迫令を発表した尹大統領は14日の国会で強制削減が確定し、職務停止となった。このことにより、コン氏の所属する保護与党「国民の力」は分裂した。
国民の力の高重代議は尹大統領の腹心だったが、その後は大統領が個人の事を考えず、国民に真に何を考えているのか、思ったことを考えるようになった。
コン氏によると、「われわれが共感している過激なユーチューバーが共同しているのは、彼らが黒幕に不満をもっていて、民の力が弄ばれている。彼らが国民の声を代弁しない限り、保護与党は未来がない。これは国民の力のための教訓だ」と話した。
コン氏は「民主主義の洪水があふれたとき、信じられない国民の連帯が始まり、次の選挙に向けた準備を整える」と付け加え、高まる来年の大統領選挙を見越すかのような発言に見えた。
同日、尹大統領はストライキを行った支援者ら約1万人の前で演説を行い、民の力を持つ者の犠牲を意識すべきだとした。
コン氏の支持を得るためには、右派ユーチューバーの影響力が重要であることがも明らかであり、今後の動向が注目される。これにより、国民が望む政策の対話を促進する動きが加速される可能性が高い。