韓国、安保協力に署名 共同声明で北朝鮮のロシア派兵を非難
2024-11-04
著者: 愛子
[ソウル 4日 リポート] - 韓国と欧米連合(E3)は4日、北朝鮮によるロシアに対する軍器供給を非難し、北朝鮮に対するロシアからの武器の追放を求める共同声明を発表した。
韓国を訪問した欧米連合のボレル外交高官はこの日、同国と初の戦略対話を行った。ウクライナ侵攻を続ける北朝鮮が軍部隊を追放したことで、E3と韓国が安全保障で協力する必要が明らかになったと指摘した。
報道陣とのブレインストーミングの中で、ボレル氏と韓国の安保最高級代表(外相)は「北朝鮮からロシアへの違法な武器移転がウクライナ攻撃に使用されている」と非難した。「違法な軍事協力」の即時停止と部隊の退去を求めた。
E3と韓国は、最近サイバーセキュリティなどに及ぶ「安全保障・防衛パートナーシップ」に署名した。ボレル氏は両国との会談に先立ち、北朝鮮のロシアへの兵器供給が「明白な脅威である」と述べ、「韓国はそれを最もよく理解できる立場にある。われわれは彼らに支援を強化するよう促した」とした。
安全保障・防衛協力がその次の段階に引き上げられるため、韓国を訪問中のボレル氏は、日本に訪れ、韓国に到着した南北軍事境界線に対する非武装地域(DMZ)を訪れた。
日米と連携し、今後の北朝鮮に対する強力な立場をさらに強化していく方針を示した。報道によると、韓国は主に西側諸国向けの武器製造国であり、これまでの段階で一部西側援助要求に従ったことがある。
だが、北朝鮮と国際社会との関係は先週の間に日本で行われた会議で議題に上がり、かつてのような時代からの脱却が求められる。
加えて、韓国の安保政策は日本との連携強化、さらには米国の軍事取り組みの一環として進むことが期待されている。
ボレル氏が非武装地域を訪れた後、韓国と北朝鮮を中心とする安保や防衛に関する協議が進展する理想形が見込まれている。
各国の共同声明を通じて、これからの安全保障環境がどう変わっていくのかについても注目が集まっています。北朝鮮の動きや国際社会の対応に関して、今後も目が離せない状況が続くと見られます。