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国内の新車販売ランキング、ホンダ「.e-Box」かつてない売上を記録…EVでは日産「サクラ」がトップ!

2025-01-09

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日本自動車販売協会連合会は9月発表した2023年の車名別新車販売台数で、ホンダの軽自動車「.e-Box」が昨年比11%減の12万6127台で3年連続の首位に輝いた。この結果は、認識不正問題の影響で大波乱の発生したダイハツ工業の軽自動車「タント」が前年度の3位から7位に急落したことも背景にある。

今年は注目すべき電気自動車が多く登場しており、特に日産の「サクラ」はEV市場で圧倒的な存在感を示している。実際、日産「サクラ」の売上は前年比16%増で、前年度の6位から4位に昇進。さらにトヨタの人気HVモデル「ハリアー」も前年12位から8位に向上しており、トヨタの電動化戦略が功を奏している。

今年の新車販売全体では、メーカーの生産調整が影響し、月間で10万台以上の生産が一時停止する事態も発生。この影響で、いくつかのモデルが販売ランキングから姿を消すことになった。特に、トヨタの「カローラ」の売上が降下し、ランキング外になってしまったという。

さらに、EV市場では中国製の新しい競争が激化しており、日本市場における競争環境も厳しさを増している。電気自動車の選択肢が増える中、日本メーカーはどのように戦略を練っていくのか、今後の動向が注目されている。注目の変化は、ますます加速することが予想されており、来年度以降の動向にも多くの期待が寄せられている。