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国連安全理事会のウクライナ侵攻1000日目に合わせて会合(2024年11月19日掲載)|日テレNEWS NNN

2024-11-19

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ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1000日を迎え、国連の安全保障理事会がこの重要な日を記念して会合を開催しました。

この会合では、ウクライナでの戦闘によって失われた命や破壊されたインフラに関する議論が行われ、国際社会が連携して問題解決に向けたアクションを求める声が高まりました。

国連事務総長アンソニオ・グテーレス氏は、「ウクライナの国民に対する暴力の連鎖は、この1000日間断続的に続いており、経済の安定にも深刻な影響を及ぼしています」と指摘。特に、亡くなった民間人の数が600人以上にも及ぶことが報告されました。

一方で、今日の会合にはウクライナ以外の国々の代表者も参加し、国際的な連帯とさらなる制裁の必要性を訴えました。欧州連合の外交政策責任者は、このような攻撃に対して「私たちは一丸となって立ち向かう準備ができている」と強調しました。

また、国際社会は人道支援を継続し、戦争の影響を受けた人々のための支援を強化することが求められています。特に冬を控えたこの時期、寒さに耐えられない住民の救済が急務となっています。

今回の会合は、戦争がもたらす危機とその解決に向けた国際的な努力を再確認する重要な機会となりました。