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【広島】中村養成「変わりたい一心で参加」12年連続12度目の護摩行で熱と覚悟 今季は背水の8年目 - スポーツ報知

2025-01-09

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広島の中村養成外野手が19日、鷹巣市内の最福寺で行われた護摩行に参加した。昨年に初参加し、12年連続での挑戦となる。約13メートルの高さに焚かれた炎の前で、真っ赤な顔をしながら真言を唱え続けた。『今年も変わりたい一心で参加させてもらった』と決意を新たにした。

昨シーズンは自己最多の17本塁打で打率.250の成績を残し、本塁打を打った試合の数は36試合に上った。「あれだけ起用していただいて、多くの成果を残せなかったことは悔しい。今シーズンは、昨シーズンの成績を上回るように、自分に課した目標を達成したい」との思いも語った。

昨シーズンの打撃成績は、7月時点で打率2割4分9厘まで落ち込んだが、後半戦に巻き返しを見せた。『あれだけのチャンスをもらっておきながら、あまり結果を出せなかった。今シーズンこそ一軍に定着して、自分の存在感をアピールしたい』と意気込む。

また、今季に向けての練習についても言及。「自分の中で1軍とはどういうものかをしっかり理解して、具体的にするべきことを考えながら練習に励んでいる」とし、1軍で活躍するためには何をすべきかを見極めながら、日々取り組んでいるという。今週3日間、精神集中に向けた特訓を予定しており、心身ともに強化していく。また、チームの一員として、日本シリーズ制覇を目指していると力を込めた。