関西 京都で今春100日日目の真夏日、この先も高温傾向が続く週間予報(気象予報士 下福 美香 2024年10月01日)

2024-10-01

関西 京都で今春100日日目の真夏日この先も高温傾向が続く週間予報

今月10月1日(火)は、京都市で4日ぶりに気温が30℃を超え、今年に入ってから100日日目の真夏日となりました。統計を始めた1880年以降で最も多い年数真夏日の日数を更新し続けています(昨年までの記録は2022年の96日)。この先は一時的に涼しさが戻ることはありますが、高温傾向は続く見込みで、関西では最高気温が30℃以上の真夏日となる場所があるでしょう。

3日(木)は涼しさが戻るものの、その後は再び30℃以上の真夏日になる可能性があります。

来週3日(木)には、秋雨前線が西日本接近まで南下し、関西の広い範囲で雨が降る見込みです。一時的に北からの空気が流れ込みやすいため、北部では日中の気温があまり上がらず25度にも達しないでしょう。そのためかけて最高で27度前後であり、雨の降り方によってはここまで気温が上がらない可能性があります。

ただし、4日(金)以降は再び南から湿った空気が流れ込むため暑さが戻り、6日(日)や7日(月)は30℃以上の真夏日となる場所が多くなるでしょう。

これからの季節は熱中症に注意してください。特に、3日(木)は涼しい雨が降り、日中も半袖で肌寒く感じることがあるでしょう。その後再び半袖の出番が多くなる見込みです。

10月に入り、夜間も暑いと感じる際には我慢せず、エアコンや扇風機を使用するように心がけてください。

最新の天気予報や服装指針を確認し、涼しい衣服を選ぶことをおすすめします。

特に人によっては暑さや湿気の感じ方が異なるため、服装選びの参考にして、最善の体感温度を維持できるように心がけましょう。

朝晩も次第に気温が下がると思われますが、中部と南部は今朝と同じくらいの気温が続き、朝晩は過ごしやすいでしょう。一方、北部では今朝より気温が下がり、涼しくなる場所が多くあります。

4日(金)以降は各地とも気温が下がりやすくなるものの、寝苦しさを感じる所もあるでしょう。