テクノロジー

Googleの「NotebookLM」でYouTube動画の要約生成も可能に!

2024-09-26

Googleは9月26日(現地時間)、新しいAIアプリ「NotebookLM」を発表しました。このアプリは「Gemini 1.5 Pro」モデルを搭載しており、YouTubeのURLやオーディオファイル(MP3、WAVなど)を追加することで、動画の要約を生成できることを発表しました。

NotebookLMは、ユーザーが選択した情報源に基づいて、実際の要約、複雑なアイデアの説明、新しい文書の作成を行うことができる「仮想リサーチアシスタント」としての機能を持っています。このアプリは日本語にも対応しており、日本国内でも広く利用が期待されます。

アプリを利用すると、Googleドライブ、PDF、テキストファイル、コピーされたテキスト、Webサイト(URL)を追加することができます。さらに、ユーザーが選択する画面にYouTubeのリンクとオーディオ(例:mp3)が表示されるようになるため、手軽にコンテンツをまとめることが可能です。

YouTube動画の要約機能は、文字起こしから展開されますが、音声のない動画は対象外になります。文字起こしが50万語未満である場合、動画の長さ制限はありません。

YouTubeもオーディオファイルも日本語を含む多数の言語に対応しているため、ユーザーには非常に便利です。また、同時に12日に発表された「Audio Overview」機能は、画面右上に追加された「共有」ボタンをクリックすることでアクセスできます。Googleドキュメントなどの共有方法と同じです。

NotebookLMは、WebサイトにGoogleアカウントでログインすることで利用でき、アカウントの言語設定を日本語に変更すれば、英語のコンテンツも日本語で要約されるため、ますますアクセスしやすくなります。これにより、学習や情報収集が効率的に行えるでしょう。

この新しい機能は、教育や研究の現場においても大きな影響を与えると期待されています。オンライン授業やプレゼンテーションにおいて、必要な情報を迅速に取得することができるため、多忙な人々にとっては大変魅力的です。Googleは今後もこのアプリに新機能を追加していくと予想され、多くのユーザーのニーズに応える柔軟なプラットフォームとして進化するでしょう。これからのアップデートが待ち遠しいですね!