中東メディアによると、イスラエル軍は17日、イスラエルとハマスの戦闘が続くガザ北部の避難所に対して空爆を実施し、数十人が死傷したと報じている。避難民を含むおよそ470人がこの地域に住んでいるとのこと。

イスラエル軍はガザ各地で攻撃を続けており、パレスチナ通信は16日、北部ガザ市のシャティ難民キャンプにある学校への空爆で女性や子供を含む少なくとも10人が死亡したと伝えている。さらに報道によると、他に420人が負傷しているという。学校は避難所として使われていた。

イスラエルメディアによれば、同国北部からの空爆が続いており、受けた攻撃はその後に発表されている。ガザ保健当局によると、戦闘開始以降のガザ地区での死者数は4,000人を超えているとのこと。（共通）

最近、イスラエルとハマス間の緊張が高まっており、国際社会からの和平への圧力も強まっている。特に、アメリカやEUは両者に対し、停戦を呼びかけているが、実現の見通しは立っていない。

依然として多くの人々が生活に困難を強いられており、国連は人道的支援を必要とする人々の数が増えていると警告している。ガザ地区の人道的状況は厳しく、国際的な支援が求められている。