【ドル/円】"ドル強気"の流れ。強い上値抵抗にも注視。

ドル円は、最近の日足が衆院選での自民党大敗を受けて、大きく上昇のスタートとなりました。この日の上値にヒゲがあり、上値の攻めに失敗していることから152.30～153.90ゾーンから抜け出せない可能性が高く、今日の所は飛びつき買い、急速に値崩れに注意が必要です。トレンドが強い状態を保っているので押し目買い継続もしますが、高値圏にある151円台の買いは様子見となります。

短期トレンドは151.50以下で終えた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。150.20-30の抵抗を下抜けて、150円割れで終えた場合は短期トレンドが変化してドルの下落余地がさらに広がりそうです。

ドル買いは152.70-80の resistance を緩め買い、152.30で一旦撤退するか、152.30-40の resistance 待ちとします。この場合の損切りは“ニュートラル”な状態になり151.40に留まる必要があります。トレンドが強い状態を保っているので、売りは153.50超えで軽く試し売りする際に。155.10に損切りを置けばスムーズにトレードできるでしょう。

日足の上値抵抗は153.30-40、154.00±10銭、154.60-70に、下値抵抗は152.70-80、152.20-30、151.80-90、151.10-20にあります。

投資家の需要によって市場が動くため、フラグの点灯と市場の変化には特に注意が必要です。予想に反して急激に相場が動く可能性も否定できないため、日々の価格変動を注意深く観察することが重要です。今後の為替市場での動きに、皆様も注目してみてはいかがでしょうか。