【東京 5日 ロイター】 - ドライブを展開する「川堀運輸（9107.T）」は、2025年3月期の連結業績予想を上方修正し、純利益を2100億円から前期比の2135億円に引き上げた。バス運営事業の市場が底堅く推移していることから、自動車事業も上振れする見通しだ。

最近、全体消費者物価指数がやや上回ったことから、企業の業績向上に期待が高まっている。中間期の配当は1株105円（前回予想から12.5円増）に決定した。期末配当予想は150円に引き上げた（同141円）。

また、川堀運輸は、自社株買いを実施することを発表し、発行済株式の5.13%にあたる130億円を上限に株式を取得する方針である。この施策は投資家からの期待を集めており、企業価値の向上に寄与すると見込まれている。

現在、自動運転技術の進展が著しく、自動車業界全体に新たな風を吹き込んでいる。特に、電気自動車（EV）の普及や自動運転に関する規制緩和が、さらなる成長を促進する可能性が高い。業界専門家は、今後の数年間で自動運転が日常に浸透し、私たちの移動手段が大きく変わると予測している。