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東南アジアから帰国した男性が「デング熱」に感染 北九州市(2025年4月17日報道)|日本テレビNEWS NNN

2025-01-17

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感染確認の経緯

北九州市は17日、県外に滞在していた20代の男性が、蚊が媒介する感染症「デング熱」に感染したと発表しました。

デング熱について

デング熱はデングウイルスを持つ蚊に刺されることで感染し、3〜7日の潜伏期間の後に発熱や頭痛などの症状が現れます。特に熱帯地域に多く見られ、感染した場合は軽症から重症まで様々な症状が報告されています。

患者の状況

この男性は、1月5日に東南アジアから日本に帰国しており、10日から北九州市内の医療機関に入院し、その後、血液検査を受けた結果、16日にデング熱に感染していることが確認されました。現在、男性は入院中ですが、症状は安定してきているとのことです。

今後の対策

デング熱の感染が増えている背景には、南国特有の暖かい気候が影響していると考えられています。福岡県内でも、昨年は14件の感染が確認されており、今後も注意が必要です。特に、旅行先での虫刺されには十分な対策が求められます。北九州市は、今後も感染症対策を強化し、地域住民への感染予防の啓発活動を行う予定です。