東京精華学園がウインターカップ3連覇に王手…精華女子は大激戦繰り広げるも決勝進出ならず
2024-12-27
著者: 雪
12月27日、全国高校バスケットボール選手権大会「SoftBankウインターカップ2024令和6年度第77回全国高校バスケットボール選手権大会」の女子準決勝が行われ、東京3高を目指す東京精華学園高校(東京都)が精華女子高(福岡県)を下し決勝進出。
第1クォーターは、初のベスト4を果たした精華女子の選手たちが身長189センチのアキンデレ・タイラを中心に活躍。ファールトラブルを抱えながらも、下川悠理、ミッキー中村が立ち上がり3ポイント成功。絶対女王を目指す精華女子が27得点を挙げ、圧倒的な勢いで第1Qを制した。
続く第2クォーター、このクォーターでは東京精華学園が1年生の峯田陽がディープスリーを決め、ユサフ・ブロンレイ選手が高さを活かして得点を重ね、確実に得点を稼いでいく。好調節の男女 選手がポイントを成功させ、岡井優もバックドライブからのクルクルドリブルで得点。ハイサカ選手が高い得点率を誇っている。
第3クォーターでも連続して東京精華学園が9-0のランで一気にスコアをひっくり返した。精華女子は同点のリードに追い上げ、6分にバスケットカウントでポイントを増やし、12点リードで試合を終えるものの、残り2分30秒では精華女子が惜しくも64−70で抵抗を試みるが、得点力で及ばず。
東京精華学園はこの試合でユサフが28得点、リーセンス・ブラウンが17リバウンドをマークし、2連勝通過。精華女子も力を尽くし、県予選でも好成績を残しているが、ここで下馬評通り敗退が確定。
東京精華学園の関係者は、「ウインターカップでも連覇を目指し、さらなるパワーアップを図る」と意気込みを語っており、次回の第77回全国高校バスケットボール選手権では、明年28日に行われる決勝戦で、近年多くの注目を集める大宮女子高校(群馬県)や、名門の流通経済大学付属柏高校(千葉県)との対戦が予想される。
また、東京精華学園の以降の目標は、高校バスケットボール界での王者としての地位を確立し続けることであり、今後の選手育成やチーム戦略にも力を入れていく方針だ。精華女子においても、今回の経験を活かし、次回はさらなる飛躍を遂げることが期待される。最終的には、両校とも日本女子バスケ界に新しい風を吹き込む存在として成長していくことでしょう。