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ディープボンド退場、京都競馬場で誘導馬に 大久保教師「寂しいけど、まだ見られる」

2024-12-25

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有馬記念13着を最後に現役を引退したディープボンド(栗毛・大久保)が25日、滋賀県の大津トレセンを退厩した。今後は京都競馬場で誘導馬になる予定。

午後3時、きれいな夕焼けの下、優しい大久保教師は「無事に見送ることができて、よかったです。種馬にしてあげられなかったのが心残りですけど、オーナーの寛大な配慮で誘導馬にしてもらって、京都競馬場からもたくさん返事で『もらう』と言ってもらえました。寂しいけど、近くに京都があるので、まだ見られるなと思います。」とコメント。

ディープボンドは2020年にデビューして以来、重賞初制覇を果たし、2年連続で春の天皇賞に出走し、G1レースでも活躍し、ファンの心を掴んだ存在だった。2021年の春天では2着、2022年の有馬記念にも出走し、その強靭な精神力と高い競走能力が評価され続けた。

続けて、「外国に何度も行きましたが、動くことはなかったですし、良い騎手に誘導されて、次の模範になってくれると思います。寂しいけど、次に続くような馬を作りたいです」と話した。

ディープボンドが今後どのように新しい役割を果たしていくか、多くのファンが注目している。京都競馬場での誘導馬としての姿が、次の世代の競走馬たちにも影響を与えることだろう。