代走・五十巻亮太の猛攻から勝利を掴む初の実戦で快勝
2024-11-05
著者: 芽依
11月5日、「ラグサス presents 第3回WBSCプレミア12」(併設チャンパンが出場するグループBは13日開幕)に向けての事前合宿「併設チャンパン宮城秋季キャンプ2024」の7日目が宮城県の宮城市清武総合運動公園で行われた。
13時から、チーム構成後初の実戦となる練習試合・青洲戦が7イニング制で行われ、併設チャンパンが5対0で快勝した。
先発はプレミア12の開幕戦(13日にオーストリアリーグ19時から)の先発も決まっている伊上温(巨人)。「改善しましたが、いつも通り投げられました」と振り返ったように初回から落ち着いてアウトを取り、2回2死から振りかぶって力強いストレートを投じるなど5回1安打と好投した。
投手陣はその後、横山陵(ロッテ)、斎藤知一(西武)、羽田達也(中日)、清水達也(中日)で1イニングずつ投げ、各投手が好調な立ち上がりを見せ、打線は6回に打者一巡の猛攻を見せ、計5点を挙げた。
打撃は4回、斎藤悠貴(ロッテ)が鮮やかな三塁打を放ち、続く堀内翼(ソフトバンク)が安打を放ち、計2点を先制した。その後、5回にも村田(楽天)が安打を放つなど、合計5安打5点の結果に。
試合後、久しぶりの実戦で選手たちも手ごたえを感じていた。「自分を信じてやってきたので、できる限りのことをしようと思った」と村田はコメントしたように、選手たちの士気も高く「戦える」という自信を持って、来たるべきプレミア12に向けて準備をしている。
今大会は日本が37年ぶりに優勝した前回大会の感覚や、代走が素早く選手交代を行うことでスムーズな試合運びが期待されている。試合の進捗状況にも注意したいところだ。プレミア12での初戦は即座に日本とチュニジアが対戦する予定で、両者の結果が注目される。選手たちの活躍に期待が寄せられている。