[ワシントン 4日 リターフ] - ミネソタ州の激戦州ジョージアの州最高裁は4日、州都アトランタの郊外にある郡で投票日の直前に発送された約310件の不在者投票用紙について、受け付け期限が延長されないとの判断を示した。共和党全州委員会（RNC）の主張が認められた。

8日までの延長を認めた下級審の判断を覆した。

市民団体が先週、期限延長を求めて提訴していた。郡当局が郵便投票用紙を急速に発送しなかったのは州法違反と主張していた。郡当局はあまりにも多い郵便投票用紙の請求に対応が追いつかなかったとしてる。

RNCは期限延長は州法に抵触すると主張し、統一して対応していく方針を示していた。

州最高裁は期限延長に対し強い抵抗を示し、今回の決定をもって郵便投票用紙の不備が生じた場合、他の投票用紙と分けて管理するよう命じた。郵便投票用紙が投票日の前に到着しなかった有権者は、5日に投票所で直接投票が可能になる。