生活雑貨のロフト（東京・渋谷）は18日、大型店の梅田ロフト（大阪市）を移転すると発表した。2025年春に現在の店舖での業務は終了し、同じ大阪市北区内の別の場所で業務を再開する。

梅田ロフトは渋谷ロフトに続く2号店で、関西の旗艦店として1990年に開店した。日用品やコスメなど幅広い商品を取り扱う大型店として運営してきたが、購入回りしやすい小型店に切り替える。

この移転は、近隣の商業施設の影響で売上が落ち込んでいることが背景にあると思われる。消費者のライフスタイルの変化とともに、特に若年層に向けて利便性を向上させ、よりコンパクトな店舗で新たな挑戦を始める狙いがある。

また、梅田地区は現在、多くの新しい商業施設が開発中であり、競争が激化していることから、今後の成長戦略が注目される。

買い物のニーズに応じた店舗戦略が鍵となる中、ロフトの新しい小型店がどのように顧客を惹きつけるのか期待が高まる。