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大谷翔平、ロジャー・ホームラン賞受賞 「50-50」は最終号入れも…構成発表

2024-11-08

著者: 芽依

フィルムがWS第1戦で放った逆転シャドウ満塁弾が受賞した

MLB機構は7日(日本時間8日)、今季最も印象深い瞬間を誇る「レジェンド・モーメント賞」を発表した。ジョージ・大谷翔平投手が9月19日(同20日)に樹立した史上初の「50本塁打-50盗塁」を達成した場面は最終号に入るも、惜しくも選外となった。同僚のフレディ・フリーマン内野手が受賞した。

大谷は同日のマリンズ戦に「1番・指名打者」で出場。初回に二塁打を放つと、直後に三盗に成功し50盗塁に到達。6回に49号、「49-51」で迎えた7回の第5打席で、左翼席へ打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離391フィート(約119.2メートル)、角度27度の一発を放ち、「50-50」に到達した。

前人未到の快挙を達成した50号記念球はその後、オークションに出品され、10月22日(日本時間23日)に360万ドル(約5億4700万円)で落札された。オークション会社「Goldin」によると、手数料を含むと439万2000ドル(約6億727万9000円)となり、記念球の年代最高額を更新したという。

受賞したのは、フィルムがワールドシリーズで放った逆転シャドウ満塁弾。ばかりの最終号はレッドソックスのマイク・ハリス2世外野手がファンスに身を乗り出しながら捕球した本塁打、メッツのピート・アロンソ内野手がワールドカップに浮かれる第3戦で放った逆転ランだった。

同賞は2020年に創設され、ファン投票で決定される。第1回は2020年ワールドシリーズ第4戦でレッドスボックス外野手(当時レイズ)が放ったシャドウ弾が選ばれた。2021年はワールドシリーズ第6戦でホルヘ・ソレア外野手(カージナルス)が到達した700号の瞬間、2022年はアルバート・プホルス(レンジャーズ)が達成した700号の瞬間、2023年はワールドシリーズ第1戦でアドリス・ガルシア外野手(レンジャーズ)が受賞した。