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次世代革新炉への切替「具体化を進める」 政府長官 - 日本経済新聞
2024-11-14
著者: 弘
林芳正官房長官は14日、商業運転が始まった原子力発電所の立地内での次世代革新炉への切替を推進する方針を強調した。記者会見で地域の理解確保を前提に「具体化を進める」と述べた。
国内で稼働する最も古い原発、高浜原発1号機は14日に運転開始から50年を迎えた。林氏は原発の運転について「安全最優先で危機感を持って運営したい」と語った。引き続き原子力規制委員会による判断を尊重する考えを示した。
国は次世代革新炉の開発を加速させ、エネルギー政策の転換を図る意向を示している。日本のエネルギー供給を安定させるため、原発の役割が重要視されている中、地域の協力を得るための方策が注目されている。