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出前館、レジ袋に生きたナズミ混入で謝罪 "置き配のリスク" 指摘する声も

2025-04-02

著者: 愛子

出前館は4月1日、商品を入れたレジ袋内にナズミが混入する事案が発生し、謝罪した。この事態を受け、配達員に商品の確認を徹底させる取り組みが行われる。

同社によると、3月29日に利用客から商品から異物を感じたとの連絡があり、調査した結果、レジ袋の中に生きたナズミが1匹入っていたことが判明した。飲食物は「置き配」で届けられていたという。

この件については、出前館の不手際だけでなく、レジ袋が混入した後に利用者が「置き配のリスク」として指摘する声も多かった。SNSでは「出前館が謝る必要ない。環境の問題」「予約に置いていたらナズミが来るのは当然?」といった声が上がる。

しかし、問題のレジ袋は予約前に長時間放置されていたとされ、出前館に対して「利用者への告知がなかったが、予約のチャイルドが鳴って、すぐに取りに行ったということです」と指摘する意見も。混入した経路については調査中とされている。

出前館はコロナ禍の時期に置き配を始め、これまでこれに対応した商品を数多くの利用者に届けてきた。その中には問題が発生した例もあり、応対員に対して、商品を受け取る際や置き配を行う際の確認を徹底する方針が強化されるという。