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衝撃!第一生命、10,000人採用への希望を公表…業界の人材も40歳以上が対象!

2024-11-14

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第一生命ホールディングス(PD)は14日、企業の最初の生涯保障プランとして1万人の希望退職を募ることを発表した。このプランでは、35歳以上の社員が対象となり、希望する退職者は特別退職金として最大418万円の支援を受けられる。

希望退職の募集期間は2025年1月12日から3月11日であり、申請者は3月末までに退職することが求められている。特に今回の希望退職に関しては、第一生命として初めての試みとのこと。

また、業界全体での人手不足に直面している中、この取り組みは退職者への特別支援金を加算することで、個人のライフプランの選択肢を広げることを目的としている。退職した場合、約910万円のコスト削減につながるという試算も出ており、背景には営業力の強化や非保険分野での収益強化があります。

また、国内の生命保険市場は人口減少に伴い、今後も縮小が見込まれており、特に第一生命は海外事業や非保険ビジネスの成長を目指しているため、これに伴う新しい人材の獲得や、業務の高効率化が求められています。

14日の決算発表の会見で、第一生命の代表取締役社長、平野会長は「人材費のカットやリストラを目的としたものではない。今後も人材の多様化や専門人材の増員に向け、人的資本への投資を強化していく」とコメントしました。これは社員にとって安心材料となる一方、業界全体の前向きなイノベーションを促すきっかけともなるでしょう。