財務省Xへのコメントが20倍!衆院選で平和724が495に増税批判、国民・玉木氏関連も

2024-11-14

著者: 芽依

財務省の旧ツイッターの公式アカウントによると、10月下旬以降、投稿へのコメントが増加している。10月の一日の投稿あたりコメント数は28日までで平和724本だったが、29日以降11月11日までで平和495本に20倍になった。衆院選が投開票された10月27日を契機に急増した形で、「増税」「財政健全化」に批判的なコメントが見られる。

財務省は10月1日から28日、ツイッターに45本を投稿し、今月14日午前11時半時点で投稿された1078本のコメントが届けられた。平和723・9本となる。コメントが最も多かった投稿は10月8日に投稿された9月の国際寄付制度の速報値の公表で、これで101本にとどまっている。

衆院選後は10月29日から11月11日まで詳しく確認されるようになった13本が投稿され、コメント数は8,436本で、平和495本となった。

10月版「日本の財政関係資料」の公表を知らせる10月31日の投稿は2162本のコメントが付いた。「なぜ増税に答えるのか」「新しい税金を考えて採用されたら出世が約束されるのか」といったコメントが寄せられ、減税を訴えるともに財務省を中傷するような声が散見された。

衆院選で進捗し、党首の不倫疑惑に揺れる国民民主党に関する話題も目立っている。税制メールマガジンの配信を知った今月11日の投稿には、「玉木恵一がいなんて思われるあなたたちを許さない」「玉木氏が取りに行ってもらえる」と「都合の良いタイミングで玉木氏の人気報道が出てきた」といったコメントが集まっていた。

財務省は14日、「さまざまなコメントが増えていることは承知している」とした上で、「今後も財務省に対する理解や認識を深めてもらえるような情報発信に努めていく」とコメントした。

神田真人財務官インタビューによる新たな税制改革が求められる中、国民の厳しい目が向けられている。