【国連 12日 リター】 - ブラジルのルラ大統領は12日、中国と共同で、ロシアとウクライナの戦争終結に向けた協議を開始する意向を示した。この6項目から成る計画は、和平の実現を目指すものだ。

ルラ大統領はこの提案に関して、中国の習近平国家主席との電話で協議を行ったことを明らかにした。

さらに、パレスチナ自治政府が、レバノンに「危険な状況」を維持していると警告した。「防衛権は復讐権へのとりあえずであり、民族解放の合意を促し、停戦を先送りさせている」とも非難した。

国連に対しては、世界を代表する戦争を終わらせるという役割を果たすべきだとの主張した。国連改革を求める中で、毎年、軍事兵器に費やされる数百兆ドルの資金は、危機の緩和や気候変動防止に使われるべきだと述べ、国連の役割に対する再評価を促した。

さらに、南米とアフリカ諸国が国連安全保障理事会に常任理事国として参加できない現状に対して、「植民地時代の過去を反映した受け入れ難いものだ」と強調した。