[ソウル 11日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩書記は11日に、ロシアのプーチン大統領に宛てた書簡で、両国間の戦略的軍事協力を強化する意向を伝えた。この書簡は、ロシアと北朝鮮の関係が新たな段階に入ったことを示している。金正恩書記は、ロシアの軍事力を注視し、自国の防衛をさらに強化していく方針を示した。

書簡の中では、「ロシア軍と北朝鮮の連携を強化し、勝利を収めるための最初の年として2022年が記録されることを願っている」と述べられている。

要約すると、この新たな動きは、国際社会の注目を集めており、北朝鮮は軍事的な絆を深め、経済的な利益を確保する機会を狙っていると見られている。特に、ウクライナ戦争を背景に、両国の協力関係は一層強化されている。

北朝鮮としては、数千人の軍人をロシアに派遣し、戦闘技術の向上を図る一方で、ロシアは北朝鮮からの支援を受けることで、戦力を補完しようと考えている。両国の関係が強まる中、国際的な安定が脅かされる懸念も高まっている。これにより、他国による警戒やさまざまな反応が予想されている。

この状況は、北朝鮮が外部の圧力に対抗するために新たな同盟を築く動きを加速させる可能性があり、国際政治の舞台で重要な影響を及ぼすことになるだろう。