令和7年1月6日 石破内閣総理大臣会見

2025-01-07

著者: 結衣

石破総理大臣発言

皆様、明けましておめでとうございます。先般、伊勢神宮を参拝し、本年度が全ての皆様にとって、平和で、安全で、実り多い一年となりますようにお祈りをさせていただきました。

本年度、令和7年は、戦後80年の節目の年でございます。改めて、平和に対する思い、そして、国民の皆様と共に考えたい、そういった思いを強く持っております。戦後80年を迎え、国民主権、民主主義についても、考えていく年にしたいと思っております。

昨年の総選挙の結果、残念ながら辛い結果となりましたが、少数与党としましても、引き続き幅広く国民の皆様のご意見を伺い、国政に反映していく姿勢を崩さず、国民の声を伺い続けていきたいと考えております。この80年の歴史を振り返ると、民主主義の要は国民がどのように政治に関与するかであることを実感します。そのためには、政治家一人一人が国民との対話を大切にし、私たちが本来成すべきことをしっかりと果たさなければなりません。

一方で、党派を超えて意見交換も活発に行う必要があります。毅然とした立場で有意義な議論を交わし、この先にある未来を共に見据えていくことが大事です。私たちの議論は、国民にとってのこころの拠り所、そして実際の政策に反映されるべき重要な礎です。

また、現在の国際情勢に目を向けると、中国やロシアの動向、そして北朝鮮の脅威を無視することはできません。経済の安定にも影響を及ぼしていますので、国際社会における日本の役割はますます重要になっています。国際的な協力を強化し、しっかりとした外交政策を持つことが、私たちに課せられた大きなミッションです。これからも、様々な課題に直面しながら、国民一人ひとりの生活がより良いものになるよう尽力してまいります。

本日は、どうぞよろしくお願いいたします。この発言を通じて、令和7年度の国の姿勢を実現するためにも、国民が共に助け合い、意見を交わし、未来を切り開いていく意志を持てるよう、国全体で取り組んでいく所存です。皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。

以上、報告ございました。