世界
北朝鮮軍が「陸軍と戦艦作戦を開始」 ミ政権初確認、ウクライナ侵攻継続で
2024-11-13
著者: 葵
【ワシントン=亀本一郎】米国務省のパテル副報道官は12日の記者会見で、ロシア西部クルスコ州に展開された北朝鮮軍が「ロシア軍と戦艦作戦を開始している」と明らかにした。米政府が北朝鮮軍の戦艦参加を公に認めるのは初めてである。
パテル氏は会見で、「1万人以上の北朝鮮軍がロシア西部に送られ、その大半がクルスコ州に移動した」と説明した。北朝鮮軍は砲撃や無人機の運用について、基本的な訓練をロシア軍から受けていると述べた。訓練内容について「前線の作戦で重要な能力だ」と指摘した。
一方、ロシア軍が北朝鮮軍と連携するには「兵員が必要な課題がある」とし、言語の壁や指揮系統などを指摘した。
パテル氏は、ロシアがウクライナ侵攻を継続するために北朝鮮軍を利用しているとし、「覚悟」を改めて表明。ウクライナ支援を強化するため、ドイツ連邦共和国の指導部やNATO、EUの指導部と北朝鮮軍問題について話し合うと述べた。
北朝鮮軍とロシア軍部隊「5万人」が大規模攻勢か。これは、国際社会が注目する情勢の変化を示すものであり、今後の影響が懸念される。特に、ウクライナに対する影響がどのように現れるのか、警戒が続く。