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バレーボール都道府県中学対抗: 女子は京都が初優勝…ブロック勢に「全員レシーブ」: 読売新聞

2024-12-28

著者: 結衣

バレーボール・全国都道府県対抗中学大会の最終日(18日・SWEアリーナ大分=日本バレーボール協会、読売新聞社など主催)—準決勝と決勝が行われ、男子は東京が2大会ぶりの優勝、女子は京都が初優勝を果たしました。決勝の男子は東京が大分南に、女子は京都が東京にストレート勝ちした。日本バレーボール協会(JVA)が最も将来を有望視する選手に贈る新たな特別賞も設けられ、選手たちの活躍が期待されます。

女子の決勝戦では、京都が強力なブロックで攻め込む中、全員でレシーブする戦術が功を奏しました。監督は試合後、「全員がレシーブを意識することで、試合の流れを掴むことができた」と振り返りました。要所を抑えた守備力と共に、選手たちの団結力が勝因となったようです。特に、女子チームのエースは今大会で目を引くプレーを連発し、多くのスカウトが注目しています。

大会を通して、平均身長やパワーも全体的に上がってきている印象ですが、女子チームが示したように、戦術の重要性が再確認されました。他のチームと比較して、強力な選手が多い形式ではなく、チーム全体の連携を強化することこそが今後の成長に繋がると期待されます。

なお、優勝チームは次回の全国大会への出場権を獲得しており、今後もさらなる躍進が期待されます。今年の大会は参加チームが昨年より増え、全体の競技レベルも上がってきているため、来年の大会も楽しみです。