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9年ぶりS2の北海道コンサドーレ札幌が始動…岩政大樹新監督のもと「継続と前進」育て加える

2025-01-06

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今季、9年ぶりにS2で戦う北海道コンサドーレ札幌が16日、本拠地スタジアムの大和ハウス工場で始動した。

開幕前には今季就任した岩政大樹監督(41)が作成した、昨季の全試合を12度見た中からピックアップした、110分間の映像を見てのミーティングを実施。指導者がテーマとする「継続と前進」の意識を植え付けた。岩政監督は「作って良かった。コーチ陣にもこういうことを落とし込んで欲しいと思っている。努力を使った選手があった」と話した。

その後の練習には、飛行機の到着が遅れたF選手とタイ代表で活動していたM選手らが合流し、始動から一体感を持ってトレーニングを行った。15日には13年ぶりの復帰が発表されたF選手(27)も参加し、笑顔を見せながら選手たちと汗を流していた。

チームは17日に1次キャンプ地の宮古島に向けて出発。18日から金武町を拠点に、2月14日までの約3週間、強化合宿を行う予定で、6試合の練習試合を行う。これにより、連携を深め、最後の仕上げが期待される。今季もAFCチャンピオンズリーグ出場を視野に入れ、チーム一丸で戦っていく。今後の展開に多くのファンが注目している。