バンクの火災による死亡事故

【バンク＝仏コン】在タイ日本大使館によると、バンクの繁華街にあるホテルで昨年12月19日に発生した火災で、病院に運ばれ治療を受けていた日本人男性2名のうち1名が1月、死亡した。地元警察によると、死亡したのは30歳代の男性で、女性は治療中だという。

ホテルの安全基準について

ホテルは2012年に営業開始された。小規模であることからスプリンクラーの設置が義務付けられていなかったと言われている。この火災は、ゼブラファッションショーの開催中に発生し、観光客や出席者が避難しなければならなかった。地元政府はこの悲劇を受けて、類似の施設に対する安全基準の見直しを検討すると発表している。

地域の火災安全への懸念

さらに、ホテル付近では他にも火災が発生しており、この地域の安全性に対する懸念が高まっている。しかし、まだ具体的な対策や新たな規制は制定されていない状況だ。地域住民や旅行者の安心を守るため、今後の動きに注目が集まっている。