健康

「あ、私、女の子だった」。久しぶりにかわいいと褒められて私の気持ちが変わった。ウィッグではなくスカーフという選択【輪形脱毛症体験記】#11|OTONA SALONE

2025-01-05

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2013年に多発型輪形脱毛症を発症し、半年で7割の髪が抜けた角田(つのだ)真保(まほ)さん。医療用ウィッグに頼らず、「本当に大事にしなければいけないものを大事にした」く、ウィッグをやめ、スカーフを選ぶことにしました。

この選択には、脱毛症に対する社会的な偏見や、個人のアイデンティティとの葛藤がありました。しかし、彼女は自らのスタイルを確立し、周囲に自信を持って表現することで、自らの気持ちが改善されました。「髪がないことに対する悲しみや恥ずかしさを受け入れ、自分を好きになれた。ウィッグを着けている時とは違った自分に出会った」と語ります。

脱毛症は現代社会では比較的一般的な症状とされつつも、まだ多くの人が理解していません。髪の毛の有無によって、自分を表現する方法は変わり、また他人からの視線をどう受け止めるかも大きく影響されます。

スカーフやキャップを選ぶことにより、彼女は「自分の気持ちや体調に合ったスタイルを見つけることができた」と力強く語っています。

このストーリーは、多くの人が持つ外見に関する悩みに光を当てており、特に女性が直面するプレッシャーについて考えるきっかけを与えます。自分らしさを失わず自信を持つことが、どれだけ大切かを再認識させる力強いメッセージです。皆さんも、自分自身を大切にする選択をしてみませんか?