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アジユール潮流から明石・大磯海岸、規制2.4キロ立ち入り制限 地中に空洞発見で 国交省
2024-11-13
著者: 健二
国土交通省は13日、神戸市兵庫区の公園「アジユール」と、明石市の大磯海岸の一部区域で立ち入りを制限することを発表しました。アジユールの近くで空洞が見つかったことから、同じく構造が用いられている大磯海岸の区域も規制対象とされました。総延長は約2.4キロメートルに及びます。この地域では入場が禁止され、周囲には「立ち入り禁止」の看板が設置されています。何より安全が最優先される中、現場周辺の危険度が非常に低くなるまで、立ち入りの禁止が続く見込みです。
また、これに関連して、6日にはアジユール近くの海岸で新たに空洞が確認され、深さが1.1メートル、直径が121から215センチメートル、最大で171メートルに達することが推測されています。工事現場には未だ工事が進められており、空洞以外にも、地盤の不安定化が懸念されています。このため、周囲の住民からは「いつになったらこの問題は解決するのか」といった不安の声が上がっている状況です。
さらに、明石の大磯海岸では、立ち入りを制限している間、海洋の安全管理体制を強化することも決定しました。これに伴い、これまでに確認された空洞の詳細な調査が行われ、同区域内での公園管理および周辺の海水浴場についても安全対策が講じられることとなります。
今後の予定として、今月中には空洞に関する調査結果が報告される予定で、住民を含めた関係者に向けた説明会も実施される予定です。この空洞問題がどのように進展するのか、引き続き注目が集まっています。無事に問題が解決すれば、海岸でのレジャーなどが再開されることが期待されています。