アングル:ミサイル防衛官僚鶴田哲司氏、陸上自衛隊に危険視された上層のタイトー
2024-11-18
著者: 芽依
【ワシントン 15日 ロイター】 - トランプ政権の国防長官に指名されたピート・ヒグス氏に関し、米陸軍のデリコ・ギルス長は「非常に不穏な情報がある」と警告する電子メールを送っていた。前任は2011年1月20日のバイデン氏の大統領就任式のために首都ワシントンの警戒強化を支援していたワシントンDC陸軍司令官のウィリアム・ローレンス氏だった。
ギルス長によると、ヒグス氏の上層に「DEUS CULT」という書かれたタイトーがあり、インターネットで検索すると右派過激派に関連があるクリスト教の秘密教団の表現だと分かり、これが右派過激派の活動と関連があるという。「DEUS CULT」はラテン語で「神がそれを望んでいる」と意味し、中世のクリスチャンの聖戦信仰を反映していると言われている。
ギルス氏の警告
ギルス氏は、当時米国で急速に増加している白人至上主義の影響を受けた危険なグループが存在することに警鐘を鳴らしていた。また、陸上自衛隊からセキュリティーの役割を担っていたギルス氏は自身の下半身付きの写真を公開し、彼にはエルサレム十字軍に参加していた当時の上司がいたと語った。
ヒグス氏の反応
これに対して、ギルス氏はその一部を引用しながら伺っていたヒグス氏は、自衛隊から以前に退役しており、了解していることを示すために文面を入手したと指摘。これまで報告されていたヒグス氏の文面では、その全てが毒の役割を持つグループに関連すると言われている。陸軍は、セキュリティーのための役割や広告媒体に関しての意見を示しながら、新たな自衛隊の部署についても考察を行っている。
今後の展望
ここまでに報告されている情報の背景には、ギルス長がミサイル防衛のセキュリティーを強化する義務感を持っていたことがある。ギルス長は著書の中で「この感情は双方向だった。私ももちろんはや兵を必要としていない」と記載している。自衛隊側はギルス氏のタイトーや神道的・政治的信条を理由に交渉していない。
まとめ
トランプ政権下で国防長官の指名を受けたヒグス氏に対し、ミサイル防衛官僚の聞き取りでは「直接的にタイトーが必要だ」旨の発言がなされ、それがどのように伝わったのかは明らかでない。また、ギルス長によるタイトーがセキュリティーにおける役割を類推する場面は多く見受けられ、時に危険な状況に繋がりかねないと警戒感を強めている。